こんばんは
派遣社員を辞めるタイミングを考える会。
元派遣社員のうさぎたんです。
派遣社員を辞めるタイミングはいつがいいでしょうか?
私は、間違いなく1年~1年半と答えます。
私は、テンプタッフで1年半働きましたがベストなタイミングだったと思います。
なぜ、1年~1年半がいいのか解説していきます。
目次
1年働くと雇用保険が受給できる。
1年働くと雇用保険が受給できるのが最大のメリットです。
しかも、派遣社員の場合、自己都合であっても期間満了で辞めれば、給付制限なしで雇用保険が受給できます。*1
通常、自己都合で仕事をやめる場合、3ヶ月の給付制限がつくので実際に雇用保険が支給されるのは、3ヶ月以上かかります。
これは、なにげにすごいです。
1年続けようが、3年続けようが雇用保険がもらえる日数は変わりません。
ここで注意しておきたいのは、2点。
・1年経過していることと。
・期間満了で辞めること。
雇われてから1年も経たずにやめるともちろん、雇用保険は支給されません。
働き始めた日は、忘れないように、どこかにメモしたほうがいいです。
1年経過しても、契約の途中でやめると給付制限ありになってしまいます。
給付制限ありになってしまうと、雇用保険を受給できるのは、3ヶ月以上先になってしまうのでかなりきついです。
もし、契約途中に、精神的に病んでしまって辞めたいときは、病院に判断してもらって、傷病手当金と組み合わせて辞めることも検討したほうがいいです。
詳しくは、こちらのYouTubeの動画が参考になります。
第3回 失業保険を2年6ヶ月もらう方法【守る 実践編】 - YouTube
半年以上働くと有給が使える。
半年働くと有給が使えます。
週5フルタイムで働けば有給が10日付与されます。
有給は仕事を辞めるタイミングで消化すれば大丈夫です。
テンプスタッフの場合、ウェブで見れる給料明細書に有給が何に使えるか、いつ付与されるか書かれています。
一応、有給は、派遣会社が同じですぐに転職先がみつかれば引き継げますが、引き継ぐメリットがないので必ず使い切ったほうがいいです。
半年の次に支給されるのは、支給されてから更に1年後、つまり働き始めてから1年半です。
有給支給と契約更新のタイミングを考えて1年半過ぎてからやめるのもおすすめです。
1年以上、派遣社員を続けることにメリットがない。
私がやっていた、派遣の仕事は、雑務です。
何かしら、キャリアアップにつながるようなスキルが身についたり、何年か続けたら退職金やボーナスがもらえるなら続けてもいいかもしれません。
しかし雑務なのでそういうのは、一切ないです。
派遣の求人でよく見かける、未経験者歓迎でコツコツ系の雑務は、ほとんどそうだと思います。
逆に、そういう雑務は、続ければ続けるほど、時給は上がらないのに、余計な仕事と責任を押し付けられて嫌な気持ちになります。
しかも、頼りにされるので辞めづらいです。
派遣社員には、3年ルールというのがあって、3年以上は働けません。
3年経ったら直接雇用を依頼されますが、派遣先が断ってしまったら直接雇用されることはありません。
3年続けてもメリットはないです。
逆に1年以上続けるとデメリットしかないので、1年を区切りに辞めたほうがいいです。
最後に、自分のメリットだけを考えよう!
よくありがちなのですが、自分が仕事をやめると会社が困るみたいなことを考えてしまいます。
逆に、会社は、派遣社員の将来のことなんて考えてくれてるわけがありません。
労働組合もないです。
派遣社員は、すぐに辞めさせることができる、都合のよい駒なわけです。
もちろん、仕事は真面目に働く必要はありますが、いつ仕事を辞めるかどうかは、自分にとって一番メリットがあるタイミングで辞めるべきです。
派遣社員は、3ヶ月契約なので、契約更新時には、自分の好きなタイミングで辞めて構いません。
それが逆に言うと派遣社員のメリットでもあります。
派遣先の会社や、派遣会社の営業からも、長く続けるような圧力がかかりますが、続けるメリットがないなら無視しましょう。
私も、テンプスタッフの営業に圧力をかけられました。
しかも、自分の都合でやめると給付制限ありになると嘘をつかれました。
もし、派遣先が長く働いてほしいなら3ヶ月ではなく1年契約とか、もしくは直接雇用にするか、時給を上げればいいだけの話です。
そうしないということは、派遣先も契約の更新のタイミングでやめても構わないということです。
*1:ハローワークが総合的に判断して決めているので必ず、給付制限なしになるとは限りません。また、雇用保険を受けるためには、求職活動が必要です。